5月30日(金)、今年度から客員教授としてお迎えした岩国市長の特別講義が行われました。
福田良彦 岩国市長による特別講義は、岩国短期大学では初めてのことでもあり、全学生、教職員ともワクワクした気持ちでお迎えしました。
講義は 「岩国市のまちづくりと子育て支援について」 と題して約1時間行われました。
学長による挨拶と講師紹介に続き、学生による歓迎アトラクションが行われ、和らいだ雰囲気の中で福田市長の講義が始まりました。
前段は、岩国市の街づくりを中心に話されました。岩国錦帯橋空港のさらなる発展への期待、岩国駅の建て替え、新岩国駅のエレベーター設置、
岩国南道路の延伸など近未来に予定されている交通インフラの充実プランと企業誘致による産業発展施策への取組、それらを通した若者が定住できる街づくり、
愛宕山に建設される新しい野球場や陸上競技場、テニスコート、アリーナなどのスポーツ施設についての概要説明と国際交流都市としての発展への期待について話されました。
後段では、子育て支援のための施策の概要について説明されるとともに、保育士を目指す若い世代の人達、とりわけ岩国短期大学で学ぶ学生たちへの期待について話されました。
そして、若い世代から積極的に自分の意見やアイデアを発信して、まちづくりに参画していただきたいと訴えられました。
最後に、学生から男性保育士の現状、岩国市における待機児童の現状、子育て支援策の財源などについての質問も出され、たいへん充実した特別講義となりました。